Mac Proのメモリ認識エラーの対処(後編)

考えてみると、このMacProを2008年に購入してから、恥ずかしながら一度も内部を清掃したことがない。グラフィックボードを交換したときに少しホコリを拭き取った程度で、分解して清掃まではやっていませんでした。
まずはMacProを分解。フタを開けてから、まずはハードディスクを抜き取り、ライザーボードを抜きます。さらにグラフィックボードを外し,CPUのヒートシンクを覆っているカバーを取ります。そして、最後にフロントの空冷ファンを取りました。空冷ファンを取るには、マザーボードに止めてあるネジと、ヒートシンクを覆っていたカバー付近で固定されているネジの2カ所を外す必要があります。特に後者のネジはキワドイ位置にあるので、少し外しにくいです。
取れる部品を外すと、中にはホコリが綿のようになって固まってました。。これは確かに壊れてもおかしくないかもしれない..マメに清掃しなかったことに自省しつつも、とにかく買ってきたエアダスターとクリーニングブラシで、溜まりに溜まったホコリを徹底的に除去。

内蔵リチウム電池(CR2032)も交換しました。リチウム電池を止めているツメが折れやすいと聞いたので、慎重に電池を外します。
約1時間くらいかかって、ようやく清掃完了。すっきりした気分ですが、問題はこれから。メモリを認識してくれないと困ります。ドキドキしながら電源を入れると..ライザーボードのエラーランプは点灯しない!メモリを無事認識しました!..しかし、こまめに清掃してればこんな事態にはならなかったのに、本当に今回は反省です。それにしても早まってパーツを購入しなくてよかった。新モデルが発表されましたが、まだまだ使っていく予定ですので、これからも大事にしていきたいと思います。