munin-strapで使われるjqueryをローカル環境からロードする

あるPCからmuninを閲覧すると読み込みが遅いと言われたのですが、自分のPCから見ると特段遅くなく普通に閲覧できる。
ブラウザのdeveloper toolでプロファイルしてもらうと、jqueryを本家からダウンロードしようとするために遅かったようだ。

対象のPCは外部のインターネットに接続できない環境なので、そもそもダウンロードできない。
そこでjquery本体をサーバに置いて、htmlファイルで参照されているアドレスをサーバ上のパスに書き換えるようにした。

サーバ上にjqueryの本体を置いておこうと思ったのは良いのだけど、muninがリクエストに応じて吐き出すhtmlのテンプレートはどこにあるのか..

片っ端からgrepをかけていくと、/etc/munin/temprates/partial/head.htmlに定義されているのを発見。
head.htmlで定義されている

<script src="https://code.jquery.com/jquery-1.10.2.min.js"></script>

のsrc内を

<TMPL_VAR_NAME="R_PATH">/static/jquery-1.10.2.min.js

と書き換える。TMPL_VAR_NAME="R_PATH"はどうやら相対パスに置換してくれるマクロっぽいので、そのまま用いる。
あとはjquery本体を/var/www/munin/static以下に配置しておけば良い。

動的に生成されるhtmlファイルのヘッダが、書き換えたテンプレート通りになっていることを確認できれば問題無い。