TimeMachineのファイル backuppdbの削除方法

既出事案らしいのですが、知らずにTime Machineのファイルであるbackuppdbを削除したらゴミ箱を空にできなくなったという話。TimeMachineを無効にしたので、バックアップファイルいらないから削除!とかやった自分が全て悪いわけですが。

しかしrootでrm -rfでも消えないし、さらにSSDをフォーマットしてOSを再インストールしたあとゴミ箱を覗くとbackuppdbが残ってる..不死身か。

途方に暮れて調査していると以下の記事を発見。
Time Machineのファイルを直接削除 - Qiita

いざという時のために、Time Machineの権限を持った状態で他のコマンドを起動するコマンドが用意されているようです。実行したいコマンドを引数にrootから実行してやればOK。

Time Machineのファイルを直接削除

脱法コマンドだと..?
ターミナルから以下を叩く.

$ sudo /System/Library/Extensions/TMSafetyNet.kext/Contents/Helpers/bypass
> rm -rf /Volumes/<Volume Name>/.Trashes/Backups.backupdb

き、消えたー!

ただ以下のような指摘もあって、bypassコマンドは危ないからtmutil使えって書いてあります。
最初から知ってればこれ使って消してましたが...ゴミ箱に放り込んだら意味なしですよね.
macos - How can I delete Time Machine files using the commandline - Super User

というわけでTimeMachineのバックアップファイルを迂闊にゴミ箱に放り込まないように気をつけよう。